RedBull Air Race 2015 Chiba
RedBull Air Race 見に行ってきました。2日間。千葉。幕張。
高度が高過ぎても低過ぎてもダメというのは当たり前なのはわかるとして、競技用の乗り物としては意外なことに旋回Gが出すぎてもダメというメチャメチャ難しそうなルールの中、レースのために作られた最新最軽量のプロペラ機が目の前を400キロ位のスピードですっ飛んでいく。訳の分からない速さのロールとなんで失速しないのかわからないレベルのターンを見れる。ああ、プロペラ機レシプロ機最高にカッコイイなと思う。
ちなみに最高で10Gまで出して良いルールらしい。オーバーGでDNF(ゴールせず)になってしまった選手もいたけど0.1Gオーバーとか、ああ、きっちり10G出してるんだ・・・制御してるんだ・・・なにそれ凄過ぎる。本当に訳がわからない。
とにかく楽しかった。
以降写真。
■DAY1 曇り
■DAY2 快晴
晴れた!ヤバい!暑過ぎレッドブル3本飲んだ。
ターンの時には機体を傾けるので垂直方向に働いていた揚力が減少して高度が低下する。なので少しだけ機首を上げる。そのままターンしきった時には高度も角度もいい感じになる、って感じだと思う。
Aエリアは折り返すところがとても見やすいエリアだった。ポールをパスしたらバシュー!と左に旋回。
パイロンを増設している風景。パイロンはぶつかっても大丈夫なような素材で出来ていてもし切れても90秒で治す。
こちらはパイロンを治している風景。飛行機の羽根により損傷した部分のみを素早く修復できるようになっている。
一瞬でこのくらいロールする。時速300キロ以上出ててポールを通過する時は機体を水平にしないといけないのに。
1日目予選終わりのDJは凄く上手だしみんな帰っちゃうしもちょっと早めに始めればよかったかなと思った。
■DAY2 快晴
晴れた!ヤバい!暑過ぎレッドブル3本飲んだ。
1kmくらいあちら。というかパイロンとパイロンの間メチャメチャ遠いのに一瞬で駆け抜けていく。飛行機早すぎ。
ベストショット。翼の裏面に反射する海がキレイ
この距離感である。この見晴らしである。凄い。メチャメチャ。日本の工業地帯が背景になるとか凄い。
ゴールを切るとバヒューンと上昇。カコイイ
船で見に来てる人もいる凄い。海保もいる。
人が動かしてるぞ!っていう感じ。
ターンの時には機体を傾けるので垂直方向に働いていた揚力が減少して高度が低下する。なので少しだけ機首を上げる。そのままターンしきった時には高度も角度もいい感じになる、って感じだと思う。
それと重力を使って加速をするためにターンしながら上昇を行うパイロットもいれば、上昇でエネルギーを損失しないように、水平にターンしていくパイロットもいる。ポールの手前で大回りして角度を付けておいて、ポールを通過した後のターンを最小限にするような飛行の仕方も有った。どのやり方が最適なのかはパイロットの頭の中に合って、その時の風の向きや何やらで少しずつ修正されていってる感じ。
とにかくポテンシャルを落とせないし速度も落とせないし10Gまでしか掛けられないしで難しいなあと思った。
良いイベントだった。本当に。物凄く見晴らしが良かった。何処でなにが起こってるかみんなが見れるレースって凄いなと思った。
写真を撮るのも楽しかった。SS早過ぎるとプロペラ止まるし、かと言って早すぎて手ブレも凄い。プロペラ機を撮るのは難しかった!
来年はもっと良い席で見るんだ!以上!
by mashoo3313
| 2015-05-18 22:50
| Aircraft